株式会社チャレンジャーが運営する「フレスタ安全運転教習所」の代表・矢久保 真氏が、JAF交通安全トレーニングのウェビナー「元白バイ隊員に聞く ベテランドライバーの事故を防ぐ仕組みとは」に登壇する。開催は2026年11月4日(水)13時からで、参加費は無料。経験豊富なドライバーへの交通安全教育に課題を感じている企業の担当者や、安全運転管理者を対象としている。
後回しにされやすい「ベテラン」への安全教育
交通安全教育の議論では、免許を取って間もない新入社員や、高齢ドライバーが対象として取り上げられることが多い。その一方で、運転歴が長く、長年事故を起こしていない社員への教育は後回しになりやすい領域だという。
企業の安全運転管理の現場では、「あの人は運転が上手いから大丈夫」「何十年も無事故なのだから、今さら教えることはない」といった判断がよく見られる。しかし、運転の「慣れ」や「思い込み」は経験とともに積み上がっていく。今回のウェビナーでは、この領域を正面から扱う。ウェビナーで扱う内容は次のとおり。
- ベテランドライバーに見られる事故の傾向
- 運転経験が豊富であっても事故が起きる理由
- ベテランドライバー自身が安全運転を見直すための具体的なポイント
- 安全運転に寄与する仕組み作り・社内風土の醸成
- 企業がベテランドライバーの事故防止に取り組む際の教育・フォロー方法
個人の心がけに任せるのではなく、企業として「仕組み」で事故を防ぐ方法に重点を置いた内容となっている。
取り締まりと講習、両方の現場を経験した講師
矢久保氏は株式会社チャレンジャーの代表取締役で、フレスタ安全運転教習所の代表も務める。埼玉県警察に約12年間勤務し、階級は巡査部長。白バイ乗務に加え、パトカー乗務、さらに運転免許課(講習係)として交通安全教育・講習指導・交通取締りに従事した。取り締まる側として事故の現場を見てきた経験と、講習を担当する側として指導にあたった経験の両方が、現在の企業向け研修の土台になっているという。
JAF交通安全トレーニングでの登壇は今回が2回目となる。2026年6月には「元白バイ隊員に聞く 新入社員の交通事故を減らす『一人立ち教育』とは」に登壇し、運転経験が不足しがちな新入社員の一人立ちに不安を感じる企業の課題について、JAFトレ教材制作担当者との対談形式で語った。今回はその続編として、対象を「ベテランドライバー」に広げる。
「『自分は大丈夫』という前提が、確認を省かせる」
矢久保氏は「新入社員の教育には予算も時間もかけるのに、ベテラン社員には誰も何も言わない。企業の現場では、これがよくあります」と語る。自身が取り締まる側にいたとき、事故を起こしていたのは新人社員ばかりではなかったとし、「『自分は大丈夫』という前提が、確認を省かせます」と述べている。
そのうえで、「経験は財産ですが、慣れや思い込みも生みます。だから個人の意識に任せず、企業の側が仕組みとして点検の機会をつくる必要があるのです」とコメントしている。
参加方法と運営会社の概要
- 参加費:無料
- 日時:2026年11月4日(水)13:00〜
- 形式:オンライン配信(申し込み時のメールアドレスへ視聴リンクを送付)
- 申し込み:JAF交通安全トレーニングの特設ページから
フレスタ安全運転教習所は、株式会社チャレンジャーが運営する出張型の安全運転教育サービス。元白バイ隊員をはじめとする指導員が受講者のもとへ出張し、企業向けの安全運転研修、実車講習、運転技能評価、事故発生者への再発防止教育など、企業の交通事故削減を目的とした交通安全教育を提供している。累計受講者は1,500名(2026年8月時点)で、対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県。
株式会社チャレンジャーは2024年8月に設立され、所在地は埼玉県鴻巣市松原4-15-12。出張ペーパードライバー講習、企業向け安全運転研修、高齢者向け運転支援を事業としている。
出典:株式会社チャレンジャー